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”本物の過去を今に伝える”

昨今、マレットは世界中の様々なメーカーによって作られ、使われています。
そんなマレットにも地方により異なる歴史を持ち、色々なカタチがあります。
しかし、それらは殆ど残っていないのが現状です。
Cymbo Mallets Service は過去に確立された様式を、マレットという切り口から保存することを心掛けています。
時代考証を求められる現代の西洋音楽の考えの中では、過去を守るというのは何より大事だと考えています。

Cymbo Mallets Serviceは、過去と未来のマレット文化を保存していくプロジェクトです。


Masaaki Shimbo

Director / Chief Craftsman

2014年、ティンパニマレット制作を開始。
2017年に文部科学省の留学支援を受け、イタリア・ドイツ・オランダに短期留学。
ティンパニの演奏についてをRiccardo Angelini氏、Raymond Curfs氏、Lars Rapp氏、Marinus Komst氏に学ぶ。また、制作するマレットについても現地で出会った奏者たちに様々なアドバイスを受ける。
これまでに国内・国外の楽団に所属する数々の奏者にマレットを制作。
より良いマレットを制作するため、様々な海外オーケストラのホームを度々訪ね奏者と共にテストを実施している。また、消えつつある「名作」と言われるマレットを後世に引き継ぐべく、現地で調査・聞き取りを実施し、現代に蘇らせるプロジェクトを行っている。