(即納品)Clarinet Ligature faux camaieu /クラリネットリガチャー フォカマイユ
(即納品)Clarinet Ligature faux camaieu /クラリネットリガチャー フォカマイユ
※ネジを締めすぎるとリガチャーやマウスピースの破損につながります。良い締め具合の目安はリードがちゃんと固定される程度になります。
マウスピースに傷がつかないよう設計、検品していますが、扱い方によってはその限りではございません。
ネジの形状と規格を変更しました。プリセール品のネジとは互換性がありませんので注意ください。
高品質な素材選び
シンボルアーツのリガチャーには、真鍮材と洋白材という高品質な金属を使用しています。これらの素材は管楽器では定番ですが、微細な配合や加工によって音色が大きく変わります。リードと接触する部分には銀をロウ付けしており、最良の音響効果を実現。シンボルアーツは最も理想的な音色を追求し、多くの試行を重ねた末、最適な素材と構造を採用しました。
特別な調質プロセス
素材の特性を最大限に引き出すため、シンボルアーツでは独自の加工方法を採用。ハンマリングや熱処理を含む、様々な手法を駆使して、真鍮の甲高い倍音や洋白の詰まったような抵抗感を抑え、非常にバランスの取れた音色を生み出しています。これにより、レスポンスの良い発音、芯がありつつも広がりを兼ね備えた豊かで深みのある音を実現。手間と時間をかけたこの調質工程こそ、ただの金属を楽器の一部へと昇華させる重要なステップです。
卓越した遠達性
演奏者の細やかなニュアンスが、しっかりと聴き手に届くことを最重要視しました。ホール全体に豊かに響く音を追求するため、半年以上にわたる細やかな改良を繰り返し、最終的にこのプロジェクトの完成までには2年の歳月を費やしました。現場からのフィードバックを基に、実際の会場で音響を確認しながら完成度を高め、満足のいく製品を作り上げました。その最中で聞いたピアニシモの豊かな響きを確認できたときに完成を確信しました。
世界的プレイヤーとの共同作業
このリガチャーは、長年にわたり世界中のオーケストラプレイヤーと仕事をしてきた製作者の経験を元に開発されました。今回のプロジェクトにも、名前を公表する許可は得ていませんが、複数の世界的なプレイヤーが関わっており、彼らの協力がこの製品の完成に大きく貢献しています。シンボルアーツのリガチャーは、単に心地よい吹奏感を提供するだけでなく、演奏者と聞き手の心をつなぐ最高の選択肢だと考えています。
・4仕様それぞれの特徴は
真鍮-銀メッキ
いわゆるベースモデルで、この仕様を中心に設計を行ってきました。落ち着きある伝統的なクラリネットらしさがありつつも、盲が開けるような吹き心地の良さ、コントロール性、音の伸びがあります。
真鍮-金メッキ
金メッキらしく、やや高域にピークがある伸びやかなサウンドながらも耳に痛い成分がかなり少ない仕様です。現代的な音色を持っていて、この仕様を好まれる方も多いのかなと思い、ラインナップにいれた仕様です。
洋白-銀メッキ
本当は全く作る予定になかった仕様なのですが、想像以上に良かったのでラインナップ化した仕様です。真鍮-銀と同様に落ち着きのあるトーンがありつつも、洋白の持つ音の飛びがあります。4仕様の中では一番音に太さがあります。しっかりとした質感がありつつも野暮ったさはなく、コシのある音色です。
洋白-金メッキ
洋白のもつまろやかなトーンと金メッキは相性が良いように思います。それぞれの長所がうまくマッチしており、キラッとした質感がありつつも気持ちよく伸びていくサウンドが得られます。銀メッキの仕様よりもやや腰高な音色で華やかです。
真鍮ベースのものはコントール性に富み、特に発音のレスポンスがとてもよいです。各社この素材を使われるのも納得できます。ちゃんと加工すれば非常に高い次元の性能をバランスのよく引き出せます。
洋白ベースは、真鍮のベースと比べるとややしっかりとした吹き心地があり、素材そのものが持っているしなやかなトーンが特徴的です。息を入れれば入れるほどに音は良く伸びていく印象です。吹き心地が窮屈になりがちな素材ですので、息が自由に使えるよう様々な方法で処理してあります。